九大研の講師は、全員、九大OBのプロ講師か九大生講師です。
でも、それだけではありません。
なぜなら、ただプロであるだけ、ただ九大生であるだけでは意味がないからです。
プロ講師であっても九大生であっても、各科目のエキスパートであり、指導力に秀でていてこそ、生徒からの絶大な支持を集め、また合格に導けるのです。九大研のそんな講師へのこだわりを聞いていってください。
専任講師(九大OBプロ講師)
九大研の専任講師陣は、私(塾長の児玉)が九大研をつくったときからの同志たちです。
そのときから8年以上、ずっと生徒からわかりやすいと言われ支持され慕われて今まで講師を続けているわけです(塾や予備校の先生は公務員じゃないんで、下手だったり向いていないと思ったりするとあっさり転職していくんですね。)。
そんなわけだから、みんな「1つの高校に1人くらいしかいない、その科目のめっちゃいい先生(=いわゆる大当たり)」クラスの先生なんですけど、もうずっと一緒にやっていているので私にはそれが当たり前になっちゃって、何がどうすごいのか説明しづらくなっているんですよね。
そんなわけで、ちょっと九大研をつくったときのことを思い出してみようと思います。
2011年に自分で塾をやろうと決めたとき、自分では受験指導はできないなという教科を教えてくれる先生を、九大の先輩・同期・後輩から探しました。
このとき、話に乗ってくれそうな人の中から、「自分が大学受験のときによくわからなかったところを、とてもわかりやすく説明してくれる」人に声をかけていきました。まだ自分も学生でしたから、感覚がまだ受験生に近かったこともあり、結果的にこの判断基準はとてもうまくいきました。
下に書いていますが、九大生の8割は先生に向いていない中で、すごく良い先生たちが集まってくれたのです。
その中から、大学卒業後も九大研に勤めてくれることになった人たちが、今の九大研の専任講師陣です。
いまでも、自分が担当していない科目の入試問題を解くことがあります。
そうするとわからなかったところも当然あるので、その科目の専任講師に説明してもらうんですが、本当にわかりやすいんですよね。
自分が高校生のときにこの先生たちに教えてもらっていたら、もっと上に行けたと思います。ほんとに。
とまあ、私がほめていても仕方ないので、実際に教わってきた生徒の証言をお聞きください。
私はスタディ・ラボに通う前、某進学塾で個別指導を受けていたが、そこの講師は全員がバイトの大学生であった。彼らは指導中に私が質問をしても答えるのに時間がかかり、時には時間をかけてもあやふやな答えしか出せず、お金を払って受けている授業なのに無駄な時間が多かった。
しかし、スタディ・ラボの講師はプロの講師※なので、質問したら即座に論理的かつ本質的な説明が返ってきて、安心して頼ることができた。苦手な数学も、根底にある考え方から説明してくれたので、理解して覚えることができ、楽しかった。
※実際には、以下に書いておりますように九大生の講師もおります。今井さんが教わった講師がみんなプロだったため、こう書いたのだろうと思われます。
九大生講師
九大生が教えている塾、というもの自体はけっこうあります。とくに個別指導だとけっこう多いですよね。ただ、「九大生だけ」となるとその数はぐんと減ります。それでも0ではないはずです。
じゃあ、九大生だったら誰でもいいのか、と言われるとそういうわけでもありません。
はっきり言い切ってしまえば、九大生の8割は先生に向いていません。
実際に、「九大生講師」というと、その印象は2つに分かれるようです。
つまり、「すごそう or すごい」と思っている人と、「所詮大学生だし」と思っている人がいます。
……この2つは、実は両方正しいというわけです。
つまり、「本当にすごい人」と「たいしたことない人」の両方がいる、ということになります。
なぜでしょうか。
その理由は、「自分が勉強できるかどうか」と「人に教えるのが上手か下手か」にはあまり関係がないからです。……よく、「名選手必ずしも名コーチ(名監督)ならず」と言いますが、まさにその典型のような話なのです。
しかもさらに厄介な問題があります。
大学受験の指導の場合、
○内容が高度なので、講師自身が高校時代に「できる」科目であったものでないとなかなか教えられない
それなのに、
○人間というものは、「自分ができる教科は教えにくい」ことが多い
という問題です。というのは、よく言われるように、「わからないところがわからない」とか、「なんでそこでつまづくのかがわからない」という状態になりがちだからです。
結果として、なかなか教えるのがうまくいかない、ということになりやすいのです。正直に申し上げて、「できる」ものを人に教えるのは、ちょっと特別な技術がいるのです。(学校にも、わかりにくい数学や物理の先生がいると思いますが、これも同じ現象です。)
ですから、九大生講師にあまり良い印象を持っていない方は、おそらく以前に
○教えるのがあまりうまくない九大生
○「できる」科目で教えづらいのに特別な技術を持たないまま教えている九大生
に当たってしまい、悪い印象を持っているものと思われます。
九大研では、そんなことがないよう、実力があるのは当然として、
○教える才能がある九大生
○得意だった科目でも、人に教えられる技術を持った九大生
を、採用して育成しています。
実力があって、しかも教える能力がある。そういう人は、全九大生の2割もいないので、けっこう希少な存在なのです。
しかも、一般的な個別指導塾や予備校の個別指導部門の約2倍の時間をかけて採用し、さらに平均4倍以上の時間をかけて研修しています。具体的にはこんな感じです。
九大研 | 一般的な塾・予備校※ | |
---|---|---|
採用試験(筆記) | 大学受験レベル (2時間) | 高校受験レベル (1時間30分) |
採用試験(口頭試問) | 1時間 | 15分 |
研修内容 | 模擬授業 | 授業見学・ビデオ |
研修の時間 | 最低6時間 平均8時間 (経験者等は短縮) | 1時間~2時間 |
※九大生への聞き取りによる。 九大研調べ。 |
余談ですが、採用試験は(内容的にも)きわめて厳しいもののようで、理系九大生の間で「あそこの採用試験はヤバい」と噂にになっているとか(そのせいで講師が不足気味なのですが……)。
以上のように、講師は全員九大生と九大OB、その中でも厳しい採用と研修を通過した精鋭ばかりです。
これによって、大学受験レベルの高度な質問、根本的な質問にもわかりやすく丁寧に指導してもらえる環境を実現しています。