塾長・児玉が解説いたします。

採用試験の問題について

九大研の採用試験は、

「ヤバいくらい難しかった」

「なんか東大の問題とか出た」

という噂が流れてエントリーが減り、マジで困惑しています。

ですが、
これは事実です。
少なくともA採用(東大・京大に落ちて九大に来た人向けの採用試験)については本当で、実際に東大の過去問とかを題材にしています。

なぜ、そんなに難しくしているのか。
2つ、理由があります。

まず1つ目ですけど、ちょっと受験生(教わる側)の目線で考えてみてください。

九大研の生徒の半分は九大志望です。
九大志望の高校生としては、九大くらいのレベルの問題までは普通に解くわけです。それでわからないところがあったら、先生に聞きたいですよね。

で、先生がもし答えられなかったら、生徒はどう思うか、ということです

あなたが生徒だったら、イヤですよね。

そういうわけで、自分の担当教科の九大の問題なら、10問中9問は答えられるというのが求められるレベルです。でも、それをできるかどうかを見るには九大の過去問だと不十分なんです。

ならなぜ、東大の過去問ならわかるのか、というとそれには深いわけがあるのですが、ここに書くと大変な分量になりますので、採用試験に来た人だけにお話しします。

もう1つの理由は、九大の過去問くらいのレベルだと本当に理解しているのかどうかなんてわからないからです。

九大研は、少なくとも受験指導を担当する先生に、問題を知ってるから解けるとか、なんとなく解けるという人を求めていません。本質的に理解している人に来てほしいのです。

でも、九大の過去問って、問題を知ってるから解けるとか、なんとなく解けるという程度の理解でも解けてしまうんですよ。これ読んでる人はわかると思いますけど。

そういうわけで、本質的に理解している人を探すためにこうしているのです。

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B採用の問題について

じゃあ、B採用(苦手科目を克服したことがある人向けの採用試験)はどうなんだ、と言われそうですね。

さすがにこっちに東大の過去問は出しません

そのかわり、生徒がよく引っかかりそうな基本問題を題材にします。

というのは、苦手科目を克服したことがある人が担当することになるのは、その科目が苦手な高校生です。そういう高校生が困りそうなところをどれだけわかりやすく説明できるかを知りたいのです。

とはいえ、本質的に理解している人に来てほしいという部分については共通しています。A採用の方ほどなんでもできる必要はありませんが、基本的なこと(教科書レベルのこと)は本質的に理解していてほしいです。

わかりやすく説明するというのは、本質的に理解しているわけでもないのにできるわけではありません。
ときどきならごまかして説明することもできますけど、いつもそういうわけにはいきませんからね。

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公式攻略情報

採用試験の流れ

1
エントリーシートに記入

まず、エントリーシート(主にあなたの受験経験、受験勉強の経験をおたずねします)を書いてください

2
試験問題を解く・解説を考える

3の口頭試問の題材になる問題を解き、解説を考えてください。

3
面接と口頭試問

エントリーシートをもとにお話しいたします。その後、2で準備した問題の解説をしてください。

4
合否連絡

採用試験後1週間程度で合否を連絡いたします。

問題と対策について

主にA採用の人向けですが、東大の過去問とか解いてこなくていいですからね。

まあ、一度解いたことがある問題だったら多少楽だとは思いますけど(そして東大志望だった人は解いたことある問題が出る可能性がありますけど)、実は解けるかどうかについては採点対象にしていません。

本当に採点対象というか評価対象にしているのはその問題を説明していただく部分です。ですから、その解説を考える上では解答は見てもいいことになっています。

もし本当に対策したいのなら、東大の問題を解くなら解くでもいいんですけど、解いた上で、関係ある分野の、次のような本質的理解の部分の対策をおすすめします。

  • 原理原則の説明
  • 公式や定義の説明
  • なぜその解き方を選ぶのかの説明

抽象的でアレなので具体例を言いますと、

  • (数学)ある問題の解法について、どう考えたらその解法にたどり着くのか説明してください。
  • (物理)電場や電位とは何か、わかりやすく説明してください。
  • (英語)ある英文(の下線部)を訳す上で、文法上なぜその解釈しかありえないのか、説明してください。

こういう質問に答えられるようにしてくると、採用試験の上でもその後講師になってからも役に立ちます。

面接と口頭試問について

志望動機とか考えてこなくていいですからね

面接では、基本的にはあなたの受験経験や勉強経験をお尋ねすることになると思います。話の流れでほかの話もしないとは限りませんが。

口頭試問は上にも書きましたが実際の問題を解説していただきます。

いずれにしても、九大研としてはあなたの理解の深さと指導力を見せていただきたいと考えています。

で。よく面接っていうと志望動機とか聞かれると思っている人がいます。なんか他社では聞くらしいですね。正社員でもないバイトの面接だというのになんで聞くんだろうと不思議でかなわないんです。お金がほしいからに決まってんだろそんなの。

九大研の面接では志望動機を全く聞きません。

だって、九大研が求めているのは本質的理解と指導力です。この2つだけです。

それが志望動機と何の関係があるのですか?

論理的に考えて、何の関係もなさそうな気しかしないわけです。だから、これまでも聞いたことがありません。

どんな人がよかったかとか、追跡調査してないの? と言われそうですが、志望動機のデータがそもそも無い以上どうしようもないです。

あ、でもですね、そういえば、動機の面で九大研に限らず塾講師バイトに向いている人、向いていない人というのはあります。

塾講師バイトに向いている人、向いていない人

能力的なものとは別に、塾講師バイトに向いているのは「遊ぶ金ほしさ」の人です。

なんか犯行動機みたいになってしまったので柔らかくすると、
「小遣い稼ぎ」や
「留学費用をためたい」
といった感じの人。こういう人は向いています。

どういうことか。向いていない人と比べるとわかりやすいかと思います。

向いていないのは、生活費や学費をガッツリ稼がないといけない人です。塾講師は時給はまあまあいいんですけど(それすら悪いところは論外)、たくさんシフトに入ってしっかり稼ぐ、みたいなのがけっこう難しいんですね。とくに九大研をはじめ担任制のところ。

そんなわけで、週2〜多くても週3くらいで「そこそこ働いて」「そこそこ稼ぎたい」という人の方が向いています。

それでも九大研でガッツリ稼ぎたい方へ

九大研は実力主義であり、担任をたくさん持てるかどうかは完全に腕次第です。

みんなまとめてできるようにしてやるぜ、という自信と実力のある人なら大歓迎です。エントリーを心からお待ちしております。

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