経済学部経済工学科、理学部、医学部(保健学科看護学専攻を除く)、歯学部、薬学部、工学部、芸術工学部、農学部

2024(回答者 288名)

  • ここ数年難化傾向が続いていましたが、2024年は、それが一旦落ち着いたと言えるでしょう。アンケートでも「簡単だった」という回答が多くありました。
  • 合格者平均点は、160.5点 / 250点(n=288人)で、 前年より大幅に上がりました。
  • 一方で、難易度の変化が激しいことや、見慣れない大問4に対する動揺もあったようです。数学を得点源にしたい人を中心に、過去問を10年分くらいはやって、難易度も問題も「いろいろある」というのを体感しておくとよいでしょう。
  • とはいえ、対策のベースは、典型問題を完璧にする ことですし、そういう問題で落とさないことが、確 実な得点につながります。
  • また、「簡単だったわりに点数がとれていなかった」 という回答もありました。答えに至る過程を文章で説明する、という意識で、日頃から答案を作る習慣をつけておくことが必要です。
  • 例年で言えば、得意な人なら、得点率65%〜75%を目指すことは現実的です。
  • 医学部医学科志望なら、2024年の問題だと80%が一つの目標です。難しい年でも60%はほしいです。


2023(回答者 355名)

得点分布
  • アンケートでは、数学について「難しかった」という回答が多くありました。前年に引き続き難しい問題が多く、完答できた大問が1つもなかったり、白紙の大問があったりした人が多かったと予想されます。
  • 一方で「採点が甘いのではないか」というコメントも目立ちました。2023年度の問題の難易度と得点分布からみて、その通りと考えられます。ただし、例年は採点が甘いということはなく、難しい問題への救済措置とみるべきです。
  • 合格者平均点は118.7点(n=355)でした。
  • 「採点が甘い」というのは、途中まででもいいのでやったこと、わかった結果、方針など、書けることを書いて、思考の過程を答案に残しておくことで部分点をもらえた、ということだと考えられます。
  • 合格した人は、各大問でしっかり部分点をかきあつめられた人とも言えます。
  • 得意な人なら、得点率60%〜70%を目指すことは現実的です。
  • 医学部医学科志望なら、最低でも60%は欲しいところです。