法・教育・経済学部

法・教育・経済(経済工除く)の得点分布

法・教育・経済(経済工除く)の回答者103人
・合格者平均点 118.4点
・最高点    154点(200点満点中)

経済工学科の回答者20人
・合格者平均点 88.9点
・最高点    116.25点(150点満点中)

文学部

文学部の回答者44人
・合格者平均点 104.1点
・最高点    132点(150点満点中)

九大国語の特徴

  • 2023年度は「答案を仕上げるのに手間がかかる」設問がありましたが、全体の難易度は例年通りです。
  • 九大の国語は「なにかひとつ解きづらい大問が用意されている」ということが多く、具体的には2019年度や2020年度の難易度が標準的です。

2023年入試分析(2024年との比較)

[全体]

 2024年度(冊子掲載)と分析結果はほとんど変わりありません。2023年度も、文学部志望なら60%、法・経済・教育学部志望ならば50%の点数を安定して確保できるように記述を鍛え、国語を得点源にするのなら70〜80%を目指してもよい、という分析結果でした。

[文学部]

 2023年度の得点分布のグラフを見ると、冊子掲載の2024年度のグラフはますます不思議な形に見えてきますが、これは前年より母数がちょっと減ってしまったのもあり、今年は偏りが出てしまったかなと思います。

[文学部:特に国語を得点源にしようと考えている人へ]

 問題分析についてもうひとつちょっとしたことをいうと、ここ数年の専用問題で、広義の教養というか、古典への興味関心を見る、というか、期待するような設問を見かけます(だいぶ昔にあった九大の問題傾向で、それが復活しつつあると考えてもよい)。ここ2〜3年の過去問を解いてもらうと「これのことかあ」と思ってもらえるかと思うのですが、授業などで目や耳にした雑学とか、世界観とかを楽しむ余裕を持っておくと、思わぬところで得をするかもしれません。