2024(回答者 61名)

合格者平均点・問題難易度の分析
● 記述量が大きく増え、知識問題のレベルも上がったものの、難しい実験考察問題が出題されなかったため、合格者平均点は95.5点/125点(n=61人) と、昨年に引きつづき高水準となりました。
● 2024年は記述量が多いわりに難易度が低くなりました。これは上で書いたように、実験考察問題が少なかったことが理由です。2023年からこういう傾向が続いていますが、今後も続くかはわかりません。(筆者としては、物理との得点差を考えると続かないと考えています。)→(2025年10月追記)以上は2024年の問題を見て書いた内容ですが、実際に続きませんでした。それどころかかなり難化し、逆に実験考察問題だらけの出題となりました。その分析は冊子版をご覧ください。
● そのため、基本的には「これまでの九大の難易度」に近い2022年や2021年の問題で必要な点数が確保できるように勉強するほうが良いと考えます。
とるべき点数・目指せる点数
● 論述問題が多いため、例年の難易度であれば 100点越えは容易ではありません。
生物がかなり得意な人でもおおむね100点が上限で、一般的には 75〜90点 を目標にすると良いでしょう。
● 薬学部を生物で受験する人は、90点以上を目標に設定しておくのが理想です。
● ただし、2024年の過去問で練習するときは、得意なら100点以上取れるかにチャレンジしてください。(採点は先生に頼みましょう。)
論述問題の採点の厳しさ
● 採点はそれほど厳しくないと考えられます。
2023(回答者 75名)

合格者平均点・問題難易度
明らかに易化。記述量は多かったものの、難しい思考問題が出題されませんでした。合格者平均点も91.5点/125点(n=75人)と高くなりました。
